商品名

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」 医薬品基本情報

薬効

6290 その他の化学療法剤

一般名

フルコナゾール100mgカプセル

英名

Fluconazole

剤型

カプセル

薬価

158.30成分一致薬品で比較

規格

100mg 1カプセル

メーカー

日医工

毒劇区分

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」の効能効果

呼吸器真菌症、消化管真菌症、真菌血症、真菌髄膜炎、尿路真菌症、造血幹細胞移植の深在性真菌症の予防、カンジダ属に起因する外陰膣炎、カンジダ属に起因する膣炎

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」の使用制限等

 1.ピモジド投与中、キニジン投与中、トリアゾラム投与中、アゼルニジピン投与中、ジヒドロエルゴタミン投与中、ブロナンセリン投与中、アスナプレビル投与中、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中、ダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル投与中、ロミタピド投与中、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン投与中、ルラシドン投与中、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.薬物過敏症の既往、腎障害、肝障害、心疾患、電解質異常、ワルファリン投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 3.腎障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」の副作用等

 1.無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少、白血球減少、貧血、重篤な血液障害

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.急性腎障害、重篤な腎障害

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 3.不整脈、心室頻拍、Torsade de Pointes、QT延長、心室細動、房室ブロック、徐脈

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 4.間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常、捻髪音

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 5.ショック、アナフィラキシー、血管浮腫、顔面浮腫、そう痒、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、薬剤性過敏症症候群、発疹、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、黄疸、肝炎、胆汁うっ滞性肝炎、肝壊死、肝不全、肝障害、死亡、錯乱、見当識障害、意識障害、痙攣、神経障害、高カリウム血症、偽膜性大腸炎、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 6.AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、黄疸、発疹、剥脱性皮膚炎、悪心、しゃっくり、食欲不振、下痢、腹部不快感、腹痛、口渇、嘔吐、消化不良、鼓腸放屁、頭痛、手指のこわばり、眩暈、傾眠、振戦、BUN上昇、クレアチニン上昇、乏尿、代謝異常、低カリウム血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、高血糖、好酸球増多、好中球減少、浮腫、発熱、倦怠感、熱感、脱毛、味覚倒錯、副腎機能不全

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 7.著しいINR上昇

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 8.心室頻拍、Torsade de Pointes、QT延長、心室細動、房室ブロック、徐脈、催奇形性、肝機能検査値上昇、中枢神経系障害、錯乱、嗜眠、見当識障害、不眠、悪夢、幻覚、多形性紅斑、悪心、嘔吐、妄想行動

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」の相互作用

 1.薬剤名等 : トリアゾラム

発現事象

代謝遅滞による血中濃度の上昇・作用の増強及び作用時間延長

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン

発現事象

血中濃度が上昇し血管攣縮等の副作用

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : ジヒドロエルゴタミン

発現事象

血中濃度が上昇し血管攣縮等の副作用

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : キニジン

発現事象

血中濃度が上昇、QT延長、Torsade de Pointes

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : ピモジド

発現事象

血中濃度が上昇、QT延長、Torsade de Pointes

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : アスナプレビル

発現事象

血中濃度が上昇することにより肝胆道系の副作用が発現しまた重症化

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3Aを阻害

投与条件

-

指示

禁止

 7.薬剤名等 : ダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル

発現事象

血中濃度が上昇することにより肝胆道系の副作用が発現しまた重症化

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3Aを阻害

投与条件

-

指示

禁止

 8.薬剤名等 : アゼルニジピン

発現事象

イトラコナゾールとの併用によりアゼルニジピンのAUCが上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 9.薬剤名等 : オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン

発現事象

イトラコナゾールとの併用によりアゼルニジピンのAUCが上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

10.薬剤名等 : ロミタピド

発現事象

血中濃度が著しく上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

11.薬剤名等 : ブロナンセリン

発現事象

血中濃度が上昇し作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

12.薬剤名等 : ルラシドン

発現事象

血中濃度が上昇し作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

13.薬剤名等 : ワルファリン

発現事象

出血傾向<挫傷・鼻出血・消化管出血・血尿・下血等>、プロトロンビン時間の延長、著しいINR上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP2C9を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

14.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP2C9を阻害

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : イブプロフェン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP2C9を阻害

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : フルルビプロフェン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP2C9を阻害

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : セレコキシブ

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP2C9を阻害

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : ロサルタン

発現事象

血中濃度上昇、活性代謝物であるカルボン酸体の血中濃度減少

理由原因

本剤はロサルタンの肝臓における主たる代謝酵素であるCYP2C9を阻害するので、併用により活性代謝物であるカルボン酸体の血中濃度が減少

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : HMG-CoA還元酵素阻害薬

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : カルバマゼピン

発現事象

血中濃度が上昇し悪心・嘔吐・眩暈・複視

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : ミダゾラム

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : エプレレノン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : メサドン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : カルシウム拮抗薬

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍薬

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : エリスロマイシン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : タクロリムス水和物

発現事象

血中濃度上昇、腎障害

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : シクロスポリン

発現事象

血中濃度上昇、腎障害

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : リファブチン

発現事象

作用が増強、AUC上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : リトナビル

発現事象

リトナビルのAUC上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : ニルマトレルビル・リトナビル

発現事象

リトナビルのAUC上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

32.薬剤名等 : ニルマトレルビル・リトナビル

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

33.薬剤名等 : オキシコドン

発現事象

AUC上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

34.薬剤名等 : トルバプタン

発現事象

作用が増強、血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害

投与条件

-

指示

注意

35.薬剤名等 : イブルチニブ

発現事象

副作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3Aを阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

36.薬剤名等 : ラロトレクチニブ

発現事象

副作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3Aを阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

37.薬剤名等 : レンボレキサント

発現事象

血中濃度上昇の報告があり傾眠等の副作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3Aを阻害

投与条件

-

指示

注意

38.薬剤名等 : バレメトスタット

発現事象

副作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素であるCYP3Aを阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

39.薬剤名等 : フェンタニル

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の代謝が遅れる

投与条件

-

指示

注意

40.薬剤名等 : リバーロキサバン

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の代謝が遅れる

投与条件

-

指示

注意

41.薬剤名等 : テオフィリン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害

投与条件

-

指示

注意

42.薬剤名等 : 経口避妊薬

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害

投与条件

-

指示

注意

43.薬剤名等 : スルホニル尿素系血糖降下薬

発現事象

血中濃度上昇、低血糖

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害

投与条件

-

指示

注意

44.薬剤名等 : ナテグリニド

発現事象

血中濃度半減期の延長、AUC上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害

投与条件

-

指示

注意

45.薬剤名等 : トレチノイン

発現事象

中枢神経系の副作用

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

46.薬剤名等 : ジアゼパム

発現事象

血中濃度半減期の延長、AUC上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4及び2C19を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

47.薬剤名等 : トファシチニブ

発現事象

AUCが79%・Cmaxが27%増加

理由原因

本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4及び2C19を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

48.薬剤名等 : シクロホスファミド

発現事象

クレアチニンの上昇、ビリルビンの上昇

理由原因

本剤はシクロホスファミドの肝臓における主たる代謝酵素であるCYP3A4及び2C9を阻害するので、併用によりシクロホスファミドの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

49.薬剤名等 : アブロシチニブ

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はアブロシチニブの代謝酵素であるCYP2C19を阻害するので、併用によりアブロシチニブの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

50.薬剤名等 : アミトリプチリン

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の代謝を阻害するので、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

51.薬剤名等 : ノルトリプチリン

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はこれらの薬剤の代謝を阻害するので、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

52.薬剤名等 : ジドブジン

発現事象

血中濃度上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の代謝を阻害

投与条件

-

指示

注意

53.薬剤名等 : リファンピシン

発現事象

本剤の血中濃度の低下及び血中濃度半減期の減少

理由原因

リファンピシンは代謝酵素であるチトクロームP450を誘導し、その結果、本剤の肝代謝が増加

投与条件

-

指示

注意

54.薬剤名等 : 三酸化二ヒ素

発現事象

QT延長、心室頻拍<Torsade de Pointesを含む>

理由原因

本剤及び三酸化二ヒ素は、いずれもQT延長、心室頻拍(Torsade de Pointesを含む)を起こす

投与条件

-

指示

注意

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」

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