ミオピン点眼液の組成・成分
1mL中
ネオスチグミンメチル硫酸塩:0.05mg
塩化カルシウム水和物:0.3mg
塩化ナトリウム:6.5mg
炭酸水素ナトリウム:0.03mg
L-アスパラギン酸カリウム:3.5mg
ミオピン点眼液の用法・用量
通常、1回2~3滴を1日4回点眼する。なお、症状により適宜増減する。
ミオピン点眼液の効能・効果
眼調節機能の改善。
ミオピン点眼液の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(頻度不明)過敏症状。
- [2]眼:(頻度不明)一過性眼圧上昇、眼調節痙攣。
ミオピン点眼液の使用上の注意
【合併症・既往歴等のある患者】
- 1.閉塞隅角緑内障の患者及び狭隅角や前房が浅いなどの眼圧上昇素因のある患者:急性閉塞隅角緑内障発作を起こすおそれがある。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:患者に対し次の点に注意するよう指導すること。・ 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。・ 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。・ 本剤に含まれるベンザルコニウム塩化物はソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、ソフトコンタクトレンズを装用している場合には点眼前にレンズを外し点眼後少なくとも5~10分間の間隔をあけて再装用すること。
【保管上の注意】
室温保存。