ビフロキシン配合錠の組成・成分
1錠中
リボフラビン:5mg
ピリドキシン塩酸塩:10mg
ビフロキシン配合錠の用法・用量
通常成人1日3~6錠を1~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ビフロキシン配合錠の効能・効果
次記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類欠乏又はビタミン類代謝障害が関与すると推定される場合:湿疹・皮膚炎群、口唇炎・口角炎・口内炎。前記の適応(効能又は効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
ビフロキシン配合錠の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:大量・長期投与:(頻度不明)末梢神経障害(手足のしびれ、知覚異常等)(ビタミンB6による)。海外において、報告されている。
ビフロキシン配合錠の使用上の注意
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【高齢者】
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
【相互作用】
- 2.併用注意:レボドパ[作用を減弱することがある(ビタミンB6による)(ビタミンB6はレボドパ脱炭酸酵素の補酵素であるため併用により末梢での脱炭酸化を促し作用部位への到達量を減少させると考えられる)]。
【臨床検査結果に及ぼす影響】
尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある(ビタミンB2による)。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
【取扱い上の注意】
ピロー包装開封後は、遮光して保存すること。PTPシートから取り出した後は、湿気を避けて遮光して保存すること。
【保管上の注意】
室温保存。