ビタメジン配合散の組成・成分
1g中
ベンフォチアミン:138.3mg(チアミン塩化物塩酸塩として100mg)
ピリドキシン塩酸塩:100mg
シアノコバラミン:1000μg
ビタメジン配合散の用法・用量
通常成人1日0.75~1.0gを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ビタメジン配合散の効能・効果
- [1]本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)。
- [2]次記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類欠乏又はビタミン類代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺。
効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
ビタメジン配合散の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感。
- [2]消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、悪心・嘔吐、下痢。
ビタメジン配合散の使用上の注意
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【相互作用】
- 2.併用注意:パーキンソン病治療薬(レボドパ)[レボドパの作用を減弱させるおそれがある(ピリドキシン塩酸塩は、レボドパの脱炭酸酵素の補酵素であり、併用によりレボドパの末梢での脱炭酸化を促進し、レボドパの脳内作用部位への到達量を減弱させると考えられる)]。
【取扱い上の注意】
バラ包装開封後は、湿気を避けて保存すること。
【保管上の注意】
室温保存。