ダイメジンスリービー配合カプセル25の組成・成分
1カプセル中
ベンフォチアミン:34.58mg(チアミン塩化物塩酸塩として25mg)
ピリドキシン塩酸塩:25mg
シアノコバラミン:0.25mg
ダイメジンスリービー配合カプセル25の用法・用量
通常成人1日3~4カプセルを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ダイメジンスリービー配合カプセル25の効能・効果
- 1.本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)。
- 2.次記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類欠乏又はビタミン類代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺。
なお、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
ダイメジンスリービー配合カプセル25の副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 1.過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感[投与を中止する]。
- 2.消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、悪心・嘔吐、下痢。
ダイメジンスリービー配合カプセル25の使用上の注意
【相互作用】
併用注意:パーキンソン病治療薬(レボドパ)[レボドパの作用を減弱させる恐れがある(本剤に含まれるピリドキシン塩酸塩は、レボドパの脱炭酸酵素の補酵素であり、併用によりレボドパの末梢での脱炭酸化を促進し、レボドパの脳内作用部位への到達量を減弱させると考えられる)]。
【適用上の注意】
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
【取扱い上の注意】
安定性試験:本品につき加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)を行った結果、ダイメジンスリービー配合カプセル25は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
【保管上の注意】
気密容器、遮光。