商品名

リメファー3B注射液 添付文書情報

リメファー3B注射液の組成成分

10mL中

チアミンジスルフィド:50mg

ピリドキシン塩酸塩:100mg

ヒドロキソコバラミン酢酸塩:1045μg(ヒドロキソコバラミンとして:1000μg)

リメファー3B注射液の用法用量

通常成人1日1回10mLを緩徐に静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

リメファー3B注射液の効能効果

  • 1.本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)。
  • 2.次記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類欠乏又はビタミン類代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺。
  • 2.の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

リメファー3B注射液の副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

  • 1.重大な副作用(頻度不明)
    • ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、全身皮膚潮紅、そう痒感、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難、痙攣等が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
  • 2.その他の副作用(頻度不明)
    • 1)過敏症:発疹、そう痒感[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
    • 2)消化器:悪心・嘔吐。
    • 3)投与部位:局所疼痛。

リメファー3B注射液の使用上の注意

【禁忌】

本剤及びチアミンジスルフィドに対し過敏症の既往歴のある患者。

【相互作用】

併用注意:レボドパ[レボドパの有効性を減じることがある(ピリドキシン塩酸塩がレボドパの脱炭酸化を促進し、脳内作用部位への到達量を減少させる)]。

【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

  • 1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療中の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
  • 2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。

【小児等への投与】

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。

【適用上の注意】

  • 1.調製時:本剤は、アミノ酸製剤と混合した場合、ビタミンの分解が促進されることがあるので注意する。
  • 2.注射速度:静脈内投与により血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くする。
  • 3.アンプルカット時:本剤はワンポイントカットアンプルであるが、異物の混入を避けるため、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。

【取扱い上の注意】

  • 1.注意
    • 1)遮光して、25℃以下。
    • 2)本剤はワンポイントカットアンプルを使用しているので、アンプル頭部の●マークを上にして反対方向に折りとる。
  • 2.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(25℃以下、1年6カ月)の結果、リメファー3B注射液は規定条件の市場流通下において1年6カ月間安定であることが確認された。

【保管上の注意】

遮光、25℃以下。

リメファー3B注射液

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