ポリスチレンスルホン酸Na「フソー」原末の効能・効果
(急性腎不全、慢性腎不全) の高カリウム血症
ポリスチレンスルホン酸Na「フソー」原末の副作用等
1.心不全、小腸穿孔、小腸粘膜壊死、大腸潰瘍、結腸壊死、激しい腹痛、激しい下痢、嘔吐
- 記載場所
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重大な副作用
- 頻度
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頻度不明
2.血圧上昇、低カリウム血症、腹痛
- 記載場所
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その他の副作用
- 頻度
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頻度不明
3.浮腫、低カルシウム血症、下痢、悪心、嘔吐、便秘、胃部不快感、食欲不振、眩暈、倦怠感
- 記載場所
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その他の副作用
- 頻度
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5%未満
4.結腸壊死
- 記載場所
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使用上の注意
- 頻度
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頻度不明
ポリスチレンスルホン酸Na「フソー」原末の相互作用
1.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
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悪心、錯乱、失見当識、食欲不振、頭痛、頻脈、不整脈、嘔吐、眩暈、下痢、高度の徐脈、視覚異常、中毒の症状の増強
- 理由・原因
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本剤により血清カリウム値が低下するとジギタリス製剤が心筋Na+-K+ATPaseに結合しやすくなり、ジギタリス製剤の効果が強く発現
- 投与条件
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- 指示
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慎重投与
2.薬剤名等 : アルミニウムを含有する制酸剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱、全身性アルカローシス
- 理由・原因
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含有陽イオンと結合し、本剤のカリウム交換能が低下し、腸管内に分泌された重炭酸ナトリウムが再吸収
- 投与条件
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- 指示
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注意
3.薬剤名等 : マグネシウムを含有する制酸剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱、全身性アルカローシス
- 理由・原因
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含有陽イオンと結合し、本剤のカリウム交換能が低下し、腸管内に分泌された重炭酸ナトリウムが再吸収
- 投与条件
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- 指示
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注意
4.薬剤名等 : カルシウムを含有する制酸剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱、全身性アルカローシス
- 理由・原因
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含有陽イオンと結合し、本剤のカリウム交換能が低下し、腸管内に分泌された重炭酸ナトリウムが再吸収
- 投与条件
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- 指示
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注意
5.薬剤名等 : アルミニウムを含有する緩下剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱、全身性アルカローシス
- 理由・原因
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含有陽イオンと結合し、本剤のカリウム交換能が低下し、腸管内に分泌された重炭酸ナトリウムが再吸収
- 投与条件
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- 指示
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注意
6.薬剤名等 : マグネシウムを含有する緩下剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱、全身性アルカローシス
- 理由・原因
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含有陽イオンと結合し、本剤のカリウム交換能が低下し、腸管内に分泌された重炭酸ナトリウムが再吸収
- 投与条件
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- 指示
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注意
7.薬剤名等 : カルシウムを含有する緩下剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱、全身性アルカローシス
- 理由・原因
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含有陽イオンと結合し、本剤のカリウム交換能が低下し、腸管内に分泌された重炭酸ナトリウムが再吸収
- 投与条件
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- 指示
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注意
8.薬剤名等 : 甲状腺ホルモン製剤
- 発現事象
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効果が減弱
- 理由・原因
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本剤が消化管内で併用薬剤を吸着することにより、これらの薬剤の吸収を阻害
- 投与条件
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- 指示
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注意