ピノルビン注射用10mgの効能・効果
(悪性リンパ腫、胃癌、急性白血病、子宮癌、腎盂腫瘍、乳癌、膀胱癌、卵巣癌、尿管腫瘍、頭頸部癌、尿路上皮癌) の自覚的・他覚的症状の寛解並びに改善
ピノルビン注射用10mgの使用制限等
1.心機能異常又はその既往、本剤成分又は含有成分で重篤な過敏症の既往歴、心毒性を有する薬剤による前治療が限界量、アントラサイクリン系薬剤による前治療が限界量
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.心毒性を有する薬剤による前治療歴、心臓部あるいは縦隔に放射線療法を受けた、アントラサイクリン系薬剤による前治療歴、総投与量が700mg/㎡を超える
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
3.アントラサイクリン系薬剤未治療、骨髄機能抑制、感染症、水痘、アントラサイクリン系薬剤による前治療歴<限界量に達している場合を除く>、心毒性を有する薬剤による前治療歴<限界量に達している場合を除く>、腎機能障害、肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ピノルビン注射用10mgの副作用等
1.白血球減少、血小板減少
- 記載場所
-
重大な副作用
2.心筋障害、心不全、汎血球減少、貧血、好中球減少、骨髄抑制、ショック、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線像異常、間質性肺炎
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.出血傾向、萎縮膀胱
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
4.肝障害、食欲不振、悪心、嘔吐、口内炎、脱毛、全身倦怠、頻尿、排尿痛、血尿、膀胱刺激症状、発熱
- 記載場所
-
その他の副作用
5.頻脈、不整脈、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇、消化管出血、便秘、排尿痛、血尿、排尿障害、皮膚炎、感染症、浮腫、血清総蛋白減少、電解質異常、顔面潮紅、耳鳴
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
6.心電図異常、γ-GTP上昇、腎障害、蛋白尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、下痢、腹痛、イレウス、皮膚色素沈着、頭痛、めまい、しびれ、発疹、過敏症状、胸痛、動悸、息切れ、味覚異常
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
7.骨髄機能抑制、心筋障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
8.心筋障害、うっ血性心不全、感染症、感染症増悪、出血傾向、出血傾向増悪、致命的全身障害、胎仔に対する毒性的影響、胎仔体重抑制、胎仔腰椎過剰、胎仔前肢指化骨数減少、催奇形性、坐骨神経麻痺、血管痛、静脈炎、硬結、壊死、炎症、急性白血病、前白血病相、骨髄異形成症候群、MDS、発癌性、復帰突然変異試験陽性、染色体異常試験陽性、骨髄小核試験陽性
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ピノルビン注射用10mgの相互作用
1.薬剤名等 : アントラサイクリン系薬剤による前治療が限界量等
- 発現事象
-
心筋障害
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : 心毒性を有する薬剤による前治療が限界量
- 発現事象
-
心筋障害
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : アントラサイクリン系薬剤による前治療歴等
- 発現事象
-
前治療等により950mg/㎡以下の総投与量でもうっ血性心不全が起こる
- 理由・原因
-
前治療等により950mg/㎡以下の総投与量でもうっ血性心不全が起こる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
4.薬剤名等 : 心毒性を有する薬剤による前治療歴
- 発現事象
-
前治療等により950mg/㎡以下の総投与量でもうっ血性心不全が起こる
- 理由・原因
-
前治療等により950mg/㎡以下の総投与量でもうっ血性心不全が起こる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
5.薬剤名等 : 心臓部あるいは縦隔に放射線療法を受けた
- 発現事象
-
前治療等により950mg/㎡以下の総投与量でもうっ血性心不全が起こる
- 理由・原因
-
前治療等により950mg/㎡以下の総投与量でもうっ血性心不全が起こる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
6.薬剤名等 : アントラサイクリン系薬剤による前治療歴等
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : 心毒性を有する薬剤による前治療歴
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : 投与前の心臓部あるいは縦隔への放射線照射
- 発現事象
-
心筋障害が増強
- 理由・原因
-
心筋に対する蓄積毒性が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : 潜在的に心毒性を有する抗悪性腫瘍剤
- 発現事象
-
心筋障害が増強
- 理由・原因
-
心筋に対する蓄積毒性が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 抗悪性腫瘍剤
- 発現事象
-
骨髄機能抑制等の副作用が増強
- 理由・原因
-
副作用が相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 放射線照射
- 発現事象
-
骨髄機能抑制等の副作用が増強
- 理由・原因
-
副作用が相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
ピノルビン注射用10mgの配合変化
1.薬剤名等 : 他の薬剤
- 発現事象
-
濁り、力価の低下
- 理由・原因
-
溶解時のpH、pH6付近が最も安定であり、酸性側(pH5以下)及びアルカリ性側(pH8以上)で経時的に力価が低下
- 投与条件
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-
- 指示
-
禁止