商品名

シプロキサン注400mg 医薬品基本情報

薬効

6241 ピリドンカルボン酸系製剤

一般名

シプロフロキサシン注射液

英名

Ciproxan

剤型

注射液

薬価

1892.00成分一致薬品で比較

規格

400mg 200mL 1袋

メーカー

バイエル薬品

毒劇区分

シプロキサン注400mgの効能効果

敗血症、 (外傷、熱傷、手術創) の二次感染、胆管炎、炭疽、胆嚢炎、肺炎、腹膜炎、腎盂腎炎、複雑性膀胱炎、炭疽、嚢胞性線維症の緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善

シプロキサン注400mgの使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、ケトプロフェン<注射剤・坐剤>投与中、チザニジン塩酸塩投与中、ロミタピドメシル酸塩投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.〈炭疽〉妊婦又は妊娠している可能性

記載場所

使用上の注意

注意レベル

相対禁止

 3.血液透析、腎機能障害、血液透析中

記載場所

用法・用量

注意レベル

慎重投与

 4.高度腎障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 5.アレルギーの家族歴、気管支喘息の家族歴、発疹の家族歴、じん麻疹の家族歴、アレルギーを起こし易い体質、気管支喘息を起こし易い体質、発疹を起こし易い体質、じん麻疹を起こし易い体質、腎不全、ネフローゼ症候群、ナトリウムの摂取が問題、うっ血性心不全、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、重症筋無力症、QT延長又はその恐れ・疑い、大動脈瘤の家族歴、大動脈解離の家族歴、大動脈瘤又はその既往、大動脈解離又はその既往、マルファン症候群、大動脈解離のリスク因子を有する、大動脈瘤のリスク因子を有する、〈腎盂腎炎〉小児等、〈炭疽〉小児等、〈嚢胞性線維症〉小児等、〈複雑性膀胱炎〉小児等、著しい水分摂取制限、水分負荷がかけられない

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

シプロキサン注400mgの副作用等

 1.ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、浮腫、じん麻疹、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急激な腎機能悪化、横紋筋融解症、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、間質性肺炎、重篤な低血糖、痙攣、骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、劇症肝炎、著しいAST上昇、著しいALT上昇、肝機能障害、黄疸、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、急性腎障害、間質性腎炎、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱周辺の痛み、発赤、錯乱、抑うつ、精神症状、重症筋無力症悪化、血管炎、QT延長、心室頻拍、Torsades de pointes、大動脈瘤、大動脈解離

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.過敏症、光線過敏症、固定薬疹、血清病様反応、発赤、結節性紅斑、血尿、結晶尿、BUN上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、頻脈、失神、ほてり、低血圧、片頭痛、点状出血、プロトロンビン量増加、溶血性貧血、赤血球減少、白血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、白血球増加、腹痛、消化不良、膵炎、食欲不振、腹部膨満感、嘔吐、口内炎、味覚異常、無嗅覚、嗅覚錯誤、一過性難聴、耳鳴、視覚異常、眠気、無力症、不眠症、不安、発汗、悪夢、幻覚、精神病、失調、末梢性ニューロパシー、しびれ感、筋緊張亢進、頭蓋内圧亢進、激越、意識障害、振戦、関節痛、筋肉痛、モニリア症、呼吸困難、胸痛、背部痛、関節障害、筋無力症、CK上昇、倦怠感

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 3.発疹、そう痒、じん麻疹、発熱、浮腫、末梢浮腫、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫、クレアチニン上昇、AST上昇、ALT上昇、好酸球増多、貧血、下痢、嘔気、胃不快感、眼内異物感、頭痛、めまい、注射部位反応、血管痛、静脈炎、紅斑、炎症、高血糖

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 4.関節症

記載場所

使用上の注意

 5.大動脈瘤、大動脈解離、関節毒性、関節軟骨びらん、関節障害、腱障害、腎毒性、点滴静注局所の血管痛、点滴静注局所の静脈炎、結晶尿、遺伝子突然変異試験陽性、不定期DNA合成試験陽性、染色体異常試験陽性、復帰突然変異試験陽性、コメットアッセイにおいて陽性、組織障害性、尿細管変化、尿細管拡張、病理組織学的所見悪化、ヒスタミン遊離

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

シプロキサン注400mgの相互作用

 1.薬剤名等 : ケトプロフェン

発現事象

痙攣

理由原因

ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : チザニジン塩酸塩

発現事象

作用を増強、Cmaxが7倍・AUCが10倍それぞれ上昇し血圧低下・傾眠・めまい

理由原因

チザニジンの肝での代謝を阻害し、チザニジンの血中濃度を上昇

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : ロミタピドメシル酸塩

発現事象

血中濃度が著しく上昇

理由原因

ロミタピドの代謝酵素(CYP3A4)が阻害

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : 副腎皮質ホルモン剤

発現事象

腱障害のリスクが増大

理由原因

-

投与条件

-

指示

相対禁止

 5.薬剤名等 : チトクロームP450 1A2酵素で代謝される薬剤

発現事象

代謝を阻害し血中濃度を上昇

理由原因

本剤はチトクロームP450 1A2(CYP1A2)を阻害

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : テオフィリン

発現事象

作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇

理由原因

テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : アミノフィリン水和物

発現事象

作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇

理由原因

テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : カフェイン

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : デュロキセチン塩酸塩

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : フェニル酢酸系NSAIDs

発現事象

痙攣

理由原因

ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : プロピオン酸系NSAIDs

発現事象

痙攣

理由原因

ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : シクロスポリン

発現事象

相互に副作用<腎障害等>が増強

理由原因

相互に肝での代謝を抑制し、一方又は両方の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : ワルファリン

発現事象

作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長

理由原因

ワルファリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : スルホニル尿素系血糖降下剤

発現事象

作用を増強し低血糖

理由原因

グリベンクラミドの肝での代謝を阻害、膵臓のβ細胞を用いたin vitro試験において、本剤がインスリン分泌作用を促進

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : ロピニロール塩酸塩

発現事象

Cmaxが60%・AUCが84%それぞれ上昇

理由原因

ロピニロールの肝での代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : メトトレキサート

発現事象

血中濃度が上昇し作用が増強

理由原因

メトトレキサートの腎尿細管からの排泄が阻害

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : クラス1A抗不整脈薬

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : クラス3抗不整脈薬

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : クロザピン

発現事象

経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇

理由原因

併用薬剤の肝での代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : オランザピン

発現事象

経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇

理由原因

併用薬剤の肝での代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : シルデナフィルクエン酸塩

発現事象

Cmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇

理由原因

CYP3A4阻害によりクリアランスが減少

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

血中濃度が低下

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : プロベネシド

発現事象

本剤のt1/2の延長とAUCの増加

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

シプロキサン注400mgの配合変化

 1.薬剤名等 : アルカリ性の溶液

発現事象

-

理由原因

本剤のpHは3.9~4.5の範囲

投与条件

-

指示

禁止

シプロキサン注400mg

シプロキサン注400mg

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