シプロキサン注400mgの効能・効果
敗血症、 (外傷、熱傷、手術創) の二次感染、胆管炎、炭疽、胆嚢炎、肺炎、腹膜炎、腎盂腎炎、複雑性膀胱炎、炭疽、嚢胞性線維症の緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善
シプロキサン注400mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、ケトプロフェン<注射剤・坐剤>投与中、チザニジン塩酸塩投与中、ロミタピドメシル酸塩投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.〈炭疽〉妊婦又は妊娠している可能性
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
相対禁止
3.血液透析、腎機能障害、血液透析中
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
慎重投与
4.高度腎障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
5.アレルギーの家族歴、気管支喘息の家族歴、発疹の家族歴、じん麻疹の家族歴、アレルギーを起こし易い体質、気管支喘息を起こし易い体質、発疹を起こし易い体質、じん麻疹を起こし易い体質、腎不全、ネフローゼ症候群、ナトリウムの摂取が問題、うっ血性心不全、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、重症筋無力症、QT延長又はその恐れ・疑い、大動脈瘤の家族歴、大動脈解離の家族歴、大動脈瘤又はその既往、大動脈解離又はその既往、マルファン症候群、大動脈解離のリスク因子を有する、大動脈瘤のリスク因子を有する、〈腎盂腎炎〉小児等、〈炭疽〉小児等、〈嚢胞性線維症〉小児等、〈複雑性膀胱炎〉小児等、著しい水分摂取制限、水分負荷がかけられない
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
シプロキサン注400mgの副作用等
1.ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、浮腫、じん麻疹、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急激な腎機能悪化、横紋筋融解症、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、間質性肺炎、重篤な低血糖、痙攣、骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、劇症肝炎、著しいAST上昇、著しいALT上昇、肝機能障害、黄疸、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、急性腎障害、間質性腎炎、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱周辺の痛み、発赤、錯乱、抑うつ、精神症状、重症筋無力症悪化、血管炎、QT延長、心室頻拍、Torsades de pointes、大動脈瘤、大動脈解離
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.過敏症、光線過敏症、固定薬疹、血清病様反応、発赤、結節性紅斑、血尿、結晶尿、BUN上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、頻脈、失神、ほてり、低血圧、片頭痛、点状出血、プロトロンビン量増加、溶血性貧血、赤血球減少、白血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、白血球増加、腹痛、消化不良、膵炎、食欲不振、腹部膨満感、嘔吐、口内炎、味覚異常、無嗅覚、嗅覚錯誤、一過性難聴、耳鳴、視覚異常、眠気、無力症、不眠症、不安、発汗、悪夢、幻覚、精神病、失調、末梢性ニューロパシー、しびれ感、筋緊張亢進、頭蓋内圧亢進、激越、意識障害、振戦、関節痛、筋肉痛、モニリア症、呼吸困難、胸痛、背部痛、関節障害、筋無力症、CK上昇、倦怠感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.発疹、そう痒、じん麻疹、発熱、浮腫、末梢浮腫、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫、クレアチニン上昇、AST上昇、ALT上昇、好酸球増多、貧血、下痢、嘔気、胃不快感、眼内異物感、頭痛、めまい、注射部位反応、血管痛、静脈炎、紅斑、炎症、高血糖
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
4.関節症
- 記載場所
-
使用上の注意
5.大動脈瘤、大動脈解離、関節毒性、関節軟骨びらん、関節障害、腱障害、腎毒性、点滴静注局所の血管痛、点滴静注局所の静脈炎、結晶尿、遺伝子突然変異試験陽性、不定期DNA合成試験陽性、染色体異常試験陽性、復帰突然変異試験陽性、コメットアッセイにおいて陽性、組織障害性、尿細管変化、尿細管拡張、病理組織学的所見悪化、ヒスタミン遊離
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
シプロキサン注400mgの相互作用
1.薬剤名等 : ケトプロフェン
- 発現事象
-
痙攣
- 理由・原因
-
ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : チザニジン塩酸塩
- 発現事象
-
作用を増強、Cmaxが7倍・AUCが10倍それぞれ上昇し血圧低下・傾眠・めまい
- 理由・原因
-
チザニジンの肝での代謝を阻害し、チザニジンの血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ロミタピドメシル酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が著しく上昇
- 理由・原因
-
ロミタピドの代謝酵素(CYP3A4)が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : 副腎皮質ホルモン剤
- 発現事象
-
腱障害のリスクが増大
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
相対禁止
5.薬剤名等 : チトクロームP450 1A2酵素で代謝される薬剤
- 発現事象
-
代謝を阻害し血中濃度を上昇
- 理由・原因
-
本剤はチトクロームP450 1A2(CYP1A2)を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : テオフィリン
- 発現事象
-
作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : アミノフィリン水和物
- 発現事象
-
作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : カフェイン
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : デュロキセチン塩酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : フェニル酢酸系NSAIDs
- 発現事象
-
痙攣
- 理由・原因
-
ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : プロピオン酸系NSAIDs
- 発現事象
-
痙攣
- 理由・原因
-
ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
-
相互に副作用<腎障害等>が増強
- 理由・原因
-
相互に肝での代謝を抑制し、一方又は両方の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : ワルファリン
- 発現事象
-
作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長
- 理由・原因
-
ワルファリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : スルホニル尿素系血糖降下剤
- 発現事象
-
作用を増強し低血糖
- 理由・原因
-
グリベンクラミドの肝での代謝を阻害、膵臓のβ細胞を用いたin vitro試験において、本剤がインスリン分泌作用を促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : ロピニロール塩酸塩
- 発現事象
-
Cmaxが60%・AUCが84%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
ロピニロールの肝での代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : メトトレキサート
- 発現事象
-
血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
メトトレキサートの腎尿細管からの排泄が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : クラス1A抗不整脈薬
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : クラス3抗不整脈薬
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : クロザピン
- 発現事象
-
経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
併用薬剤の肝での代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : オランザピン
- 発現事象
-
経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
併用薬剤の肝での代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : シルデナフィルクエン酸塩
- 発現事象
-
Cmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇
- 理由・原因
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CYP3A4阻害によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
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血中濃度が低下
- 理由・原因
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- 投与条件
-
-
- 指示
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注意
23.薬剤名等 : プロベネシド
- 発現事象
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本剤のt1/2の延長とAUCの増加
- 理由・原因
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-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
シプロキサン注400mgの配合変化
1.薬剤名等 : アルカリ性の溶液
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
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本剤のpHは3.9~4.5の範囲
- 投与条件
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-
- 指示
-
禁止